にこにこサロン勉強会
嚥下には位相と期があります。
まずは先行期(認知期)は姿勢・上肢機能・意欲のことです。
食べる姿勢により嚥下機能に大きく影響しますが、その方の状態にあわせたポジショニングが重要になってきます。
認知症になると食べることに対し拒否される方も多く、その理由も様々です。
自分の意思表示が上手くできないためなぜ食べたくないのか理解することが難しいです。
私の経験では「さびしい」ことが原因で食事摂取量が減っていた方がおられ、抱きかかえながら食事介助することで摂取量が改善した方もいました。
人のぬくもりや声掛けなど技術や知識以外でも大切なことがあるんですね。