関節可動域訓練の目的

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明日から寒くなりいよいよ冬本番ですね。

関節可動域訓練の目的をお話しします。

1つ目は予防目的です。現時点では可動域保たれているものの、脳卒中で麻痺などになると将来拘縮が起こる可能性があるため維持と予防を行います。

2つ目は矯正目的です。拘縮(関節が動かなくなること)により筋やそのほか軟部組織が粘弾性を失うため伸張を行います。

3つめは筋収縮による筋ポンプ効果、循環促進、軟部組織への正常ストレス刺激により全身状態を調節します。

4つ目は関節が動くことで動作の改善及び向上につながります。

最近非常勤先で肩関節周囲炎(五十肩)の患者様が多いですが、リハビリ後痛みの軽減だけでなく服が着やすくなったやなど生活動作が変わったと言ってくださいます。